若狭湾にて
昨年の舞鶴地方隊展示訓練の際に若狭湾で撮影した海上自衛隊のSB-25 23号型特別機動船「25号」。今回はいつにも増して碌な写真がありません。
昨年7月25・26日に行われた舞鶴地方隊展示訓練では、特別機動船25号による展示が行われました。が、自分はそれを撮り逃したので上の2枚ぐらいしか使える写真がありません。
特別機動船は海上自衛隊が導入している支援船の一つで、港湾内での警備や臨検などに使用されます。支援船としては第5種支援船に分類されますね。
特別機動船には複合艇が使用され、現在までに25隻が導入されています。1号型特別機動船、7号型特別機動船、17号型特別機動船、23号型特別機動船の4種類があり、写真の25号は最新の物。
これまでの特別機動船は1.9t型でしたが、23号型特別機動船は5.9t型となり大型化しています。23号型の23号、24号、25号はそれぞれ平成23年度予算で調達されました。
1.9t型の特別機動船はエンジンの配置がインボードエンジン・アウトボードドライブ方式だったのに対し、5.9t型特別機動船はアウトボード方式となり、エンジンはディーゼルエンジンから4ストロークのガソリン園児となりました。
アウトボード方式は舵とエンジンが一体のためより機動性が良くなり、1軸操作から2軸操作となったためより細かな操船ができる様になりました。
23号型特別機動船はカナダのゾディアック・ハリケーン社製H1100 OB MACH?鵺を使用しており、エンジンは300馬力のスズキ製DF300TXエンジンが3基搭載されています。
全長は11.12m、全幅は3.23m、最大速力は57kt。最大20名の人員を搭乗させることが可能。特別機動船の中には特別警備隊に配備されている物がありますが、23号型の3隻は何れも地方隊隷下の警備隊に配備されています。
写真のSB-25 23号型特別機動船「25号」は舞鶴地方隊隷下の舞鶴警備隊に配備されています。
・・・以上、Born this way!ぽっぽやがお送りしました。