天下茶屋にて
2015年12月31日に天下茶屋で撮影した南海30000系30001Fの特急りんかん1号。発車するシーンを流して撮影しましたが、ほとんど流れていませんね。まあ発車直後で低速だったので仕方がないのですが。
この日は2015年の撮り納めとして南海高野線を撮影しており、14時半頃から高野線の浅香山駅で撮影していました。そこから移動して天下茶屋で撮影を始めたのは17時頃から。
南海30000系は高野線の特急「こうや」用として導入された特急型電車で、17m級の4両編成で山岳区間への入線も可能です。1983年6月26日に営業運転を開始しました。
従来より特急こうやで使用されてきた南海20000系が老朽化したため導入された形式で、4両編成2本が製造されました。落成日は2編成とも同じであり、1983年5月19日。
前面は非貫通型で大きな曲面ガラスが印象的ですね。登場当初はスカートの形状が異なり、連結器にはカバーが掛けられていました。1999年の更新工事で現在の姿になっています。
撮影当時は高野山開創1200周年を記念した特別塗装となっており、写真の30001Fの他にも30003Fや南海31000系の31001Fが特別塗装となっていました。30001Fには「赤こうや」、30002Fには「紫こうや」、31001Fには「黒こうや」という愛称が付けられていましたね。
特急「りんかん」は山岳区間に直通しない橋本止まりの特急であり、通勤客輸送の色が強い列車です。また橋本では山岳区間を走る列車と接続しており、高野山へのアクセスも担っているようですね。
・・・以上、かなり面倒くさいことになってないか・・・鉄道員日記がお送りしました。