海山道にて
近鉄名古屋本線の海山道駅で撮影した近鉄1422系1423Fの名古屋行き急行。手前の2両が1423Fで、後ろに別の形式の4両編成を併結した6両編成でやって来ました。
撮影日は昨年9月10日。この時は四日市界隈でJR貨物のDD51を撮影するために遠征に出ており、この前日から撮影を行っていました。海山道での撮影も貨物列車を待っている間の暇つぶし。
近鉄1422系は1987年4月に登場した通勤形電車で、2両編成6本の12両が製造されました。同時期には近鉄1220系も登場しており、この両者は制御機器のメーカー以外はほぼ共通していますね。
近鉄では1984年にVVVFインバータ制御試作車として近鉄1420系(登場時は1250系)を導入してVVVFインバータ制御の各種試験を行っていました。
その結果を反映し、GTO-VVVFインバータ制御装置を搭載した量産車が1422系と1220系です。1420系は三菱電機製の制御装置を、1220系は日立製作所製の制御装置を搭載しています。
車体は1420系の2740mmから2800mmに拡大され、材質も従来の普通鋼からアルミ合金に変更されました。1220系も同じ車体を採用していますね。この大型車体は大阪線・名古屋線では初採用のものでした。
1422系は登場当時は1250系という形式が与えられており(それに伴い初代1250系は1251系へ→後に1420系に変更)、現在の1422系という形式は1990年に変更されたものです。
全て高安検車区に配置されており、名古屋線・大阪線の列車で運用されているようですね。ちなみに1220系も全て高安検車区に配置されています。
・・・以上、なんか似た駅名あったなと思ったら水海道だ。ぽっぽやがお送りしました。