Quantcast
Channel: 鉄道員日記(ぽっぽやにっき)
Viewing all articles
Browse latest Browse all 2912

南海1000系1032F@浅香山~我孫子前

$
0
0

イメージ 1

南海高野線浅香山~我孫子前にて

南海高野線の浅香山~我孫子前間に架かる大和川橋梁。昨年2月11日にそこで撮影を行いました。撮影開始から約1時間後にやってきたのは南海1000系1032Fの和泉中央行き準急。

これまでの写真は堤防の上から撮影したものでしたが、この列車から河川敷に降りて撮影しています。雲ひとつ無い晴天だったので、下からのアングルの方が良い感じですね。

南海1000系は1992年に導入された南海本線・高野線両用の通勤形電車で、南海標準の20m級4扉車としては初めてVVVFインバータ制御を採用した形式です。

6両編成10本と4両編成1本、2両編成6本の合計76両が在籍しており、すべて東急車輛製造で製造されました。塗装されているため鋼製車のように見えますが、ステンレス車です。

製造は1次から6次に渡って行われており、2次車以降は1994年の空港線開業に合わせて車両限界が変更されたため、車体幅が2744mmから2850mmへと拡幅されました。

また最終製造グループの6次車は4両編成1本のみ製造されており、シングルアームパンタやIGBT-VVVF等様々な新機構を搭載した試作的要素の強い編成となっています。

写真の1032Fは1992年7月に営業運転を開始した1次車の2両編成で、登場時は南海本線の所属でした。1994年に高野線に転属し、2003年に一旦本線に戻った後、2005年に再び高野線へ移って現在に至ります。

写真は後ろに6両編成の1002Fを併結した8両編成ですが、本線では1000系のみの8両編成というのは見られないので新鮮に感じますね。


・・・以上、コンプレッサーだけやたら綺麗。ef_end_63がお送りしました。

Viewing all articles
Browse latest Browse all 2912

Trending Articles