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Channel: 鉄道員日記(ぽっぽやにっき)
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南海30000系30003F@浅香山~我孫子前

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南海高野線浅香山~我孫子前にて

昨年2月11日に南海高野線の浅香山~我孫子前間にある大和川橋梁で撮影した南海30000系30003Fの特急こうや5号極楽橋行き。この日は一日中とても良い天気でしたね。

お陰で青い空に赤い鉄橋と白と赤の車体が映えています。この1本前の特急こうや3号は高野山開創1200周年記念塗装の31000系31001Fでしたが、今回は通常塗装の30000系30003Fでした。

南海30000系は高野線の特急「こうや」用として1983年に製造された特急形電車で、4両編成2本が東急車輛製造で製造されました。南海の現役の特急形電車の中では最古参となる形式です。

30000系導入まで特急「こうや」は南海20000系により運行されていましたが、20000系は1編成しかなく、検査時は代走が行われたほか冬季は運休となっていました。

その状況を改善すべく2編成が導入され、1999年には更に31000系も1編成導入されて特急「こうや」に運用可能な編成は3本となっています。特急「こうや」の他、難波~橋本間の特急「りんかん」にも運用されていますね。

編成は難波方からモハ30001形奇数車、モハ30100形偶数車、モハ30100形奇数車、モハ30000形偶数車で構成される全M編成となっており、編成定員は204名。

座席はフリーストップ式のリクライニングシートでシートピッチは1000mm。既に登場から30年以上経過しており、1999年には一度リニューアル工事が行われました。

リニューアルによってスカートの形状が変更され、連結器の下に電気連結器が追加されました。また前面を貫通化する計画もあったとされていますが、こちらは実現していませんね。

30000系は2015年に高野山開創12000周年を記念した特別塗装となっていましたが、2016年2月に通常塗装に戻されました。写真の30003F通常塗装に戻されたばかりで撮影したので、車体や台車などがピカピカですね。


・・・以上、これは早く寝た方がいいかもしれない。鉄道員日記がお送りしました。

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