深井にて
泉北高速鉄道線の深井駅で撮影した南海12000系12002Fの和泉中央行き特急泉北ライナー67号。12002Fの先頭車を正面から縦で撮影してみました。こういう光の当たり具合も好きです。
撮影日は昨年2月11日で、この日は朝から南海高野線で撮影を行っていました。狙いは写真の12000系による特急泉北ライナーで、この日は結局高野線内で3本、泉北線内で2本を撮影しています。
南海12000系は2011年9月1日に営業運転を開始した南海の特急形電車で、南海本線の特急サザン用として4両編成2本が製造されました。2本とも製造は東急車輛製造です。
特急サザンには1985年に登場した南海10000系が運用されてきましたが、この12000系はその10000系の後継として導入されました。導入に伴い10000系が2編成廃車となっています。
車体は20m級の軽量ステンレス車体で、設計は2008年に営業運転を開始した通勤形電車である南海8000系をベースとしています。車体断面形状は共通となっているようですね。
前面デザインは特急形電車らしく8000系よりも洗練された物となり、運転台窓下の標識灯は8000系の物から大型化され端が吊り上げられた形状となりました。また窓周辺の黒塗りも曲線のラインとなっていますね。
普段は特急サザンのみで運用されるため、和歌山市方先頭車の貫通扉と各車の側面には「SOUTHERN Premium」のロゴとステッカーが貼られています。
2017年には南海12000系の姉妹形式として泉北高速鉄道が所有する泉北12000系が導入され、現在は泉北12000系が泉北ライナー専用となっていますね。1編成しか在籍していないため、検査時などは南海12000系による代走となります。
撮影当時は当時泉北ライナー用として運用されていた南海11000系が塗装変更のため入場中で、その代走として南海12000系12002Fが運用されていました。
・・・以上、今度冷やし中華を食べに行こう。鉄道員日記がお送りしました。