和歌山市駅にて
過去に撮影して未掲載のままだった並びの写真というのも結構ありまして、今回はその中から南海8000系と南海1000系の並びを掲載します。この写真を撮影したのは2015年7月30日。
左が南海8000系8008Fで、4番線で難波行き特急サザンとして発車を待っているシーンです。右は南海1000系1031Fで、こちらは普通列車の難波行き。入線しているのは5番線ですね。
8008Fは4両編成で、この時は12000系4両編成と併結した8両編成でした。一方で1031Fは2両編成であり、この時は同じく2両編成である1033Fと併結した4両編成でした。
同じ20m級車両同士なので編成の長さは2倍違うこととなりますね。停車位置もかなり離れています。広角端で撮影しましたが、こう言った構図の写真も面白い物ですね。
先発するのは8008Fの特急サザンではなく1031Fの普通列車。途中尾崎まで先行し、尾崎で後を追ってきた特急サザンに抜かれます。つまりこの並びは尾崎でもう一度見られるということになりますね。
写真の両形式はどちらも通勤形電車で、特急・急行から普通まで幅広く運用されています。1000系の落成は1992年、8000系の落成は2007年と登場には15年の開きがあります。
南海1000系1031Fは1992年7月から営業運転を開始しました。車体幅の狭い1次車に分類される編成です。一度高野線に転出していますが、2015年6月に南海本線に戻ってきました。
一方南海8000系8008Fは2013年3月に営業運転を開始しました。製造次数としては5次車に分類されます。4次車までは東急車輛製でしたが、5次車からはその後身の総合車両製作所で製造されています。
形式で見れば15年、編成で見れば20年の開きがある両者ですが、あまり年の差を感じないのは南海1000系が古っぽくないからでしょうかね。
・・・以上、客室内明るいね。ぽっぽやがお送りしました。