上野芝にて
ここのところ展示室のネタは京都鉄道博物館で撮影した写真ばかり続いていたので、今回は違うものを掲載します。7月6日に上野芝で撮影した225系5100番台の方向幕。
種別と行先・号車表示が一体化された一つの表示器に表示されていますね。またフルカラーLEDを使用しているので従来のLED表示器よりも鮮やかで見やすくなっています。
この表示器は225系5100番台HF608編成の天王寺方先頭車、クモハ225-5120のものです。日中では頻繁に見られる天王寺~鳳間の普通列車に運用されていました。
225系5100番台は225系100番台と同様に225系の2次車として改良の上製造されたグループで、改良点の一つに側面の行先・種別表示器があります。
従来の225系1次車では221系から採用され続けてきた、幕式の種別表示器とLED式の行先表示器の2種類を設置する方式が採られていましたが、2次車では一体化されたフルカラーLED式の種別・行先表示器となりました。
従来の3色式LED表示器よりも多彩な表示が可能となり、写真でも路線記号と種別の英語表記はラインカラーのオレンジ、種別と行先は白、行先の英語表記と号車番号は肌色に近い色となっていますね。
このフルカラーLED式種別・行先表示器はコイト電工株式会社が製造しているもので、製品名は「セレクトカラー表示器」。512色から8色を選択して表示させる事が可能なようです。JR西日本では227系で初めて採用されました。
・・・以上、なかなか進まない・・・ぽっぽやがお送りしました。