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Channel: 鉄道員日記(ぽっぽやにっき)
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南海6300系6322F@住吉東

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イメージ 1

住吉東にて

昨年2月11日に南海高野線の住吉東駅で撮影した南海6300系6322Fの難波行き急行。後ろに南海6000系の4両編成を併結した8両編成としてやって来ました。

この日は南海12000系による代走が行われていた特急「泉北ライナー」を撮影するのが主な目的で、写真の6322Fを撮影した段階で既に泉北ライナーを撮影済みでした。

6322Fを撮影してこの日南海ネタは終了。長々と掲載してきましたが、いよいよ今回で最後となります。しかしまだまだ南海ネタは残っているので、臨時掲載共々続けていきますね。

南海6300系は1996年に登場した南海高野線向けの通勤形電車で、6両編成8本と4両編成4本、2両編成6本の合計76両が小原田検車区に所属しています。

全車が1970年登場の南海6100系から改造された車両であり、6300系として新造された車両はありません。6100系から6300系への改造は1996年から2009年まで行われています。

南海6100系は20m級4扉のオールステンレスとして導入されました。台車としてパイオニア径羲屬鰺い討い泙靴燭、この台車は高速域における乗り心地が悪いという問題を抱えていました。

また後に登場した南海6200系や台車を履き替えた6000系が履いているS型ミンデン台車との相性が悪く、浮き上がり脱線の危険性があったためS型ミンデン台車を履いた形式との併結が禁止され、6100系のみ独自の運用を組む必要がありました。

この問題を解消するために更新時期に差し掛かった1996年より台車交換が行われ、交換された車両が6300系へ改番されています。交換用台車には南海7100系や泉北100系・3000系から捻出されたFS-376・076、FS-379・079が使用されました。

なお台車交換と更新工事は必ずしも同じタイミングで行われた訳ではなく、更新工事の数年後に台車交換を行った編成もあります。写真の6322Fは更新工事も台車交換も、1997年に行われていますね。


・・・以上、「Sightseeing?」「No. Combat」ef_end_63がお送りしました。

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