徳島にて
徳島駅で撮影したJR四国のN2000系と1500形の並び。一昨日撮影した写真です。かなり久々の徳島訪問で、短い時間ながら気動車王国を楽しむことが出来ました。
左がN2000系の高松行きの特急うずしお24号で、右が1500形の鳴門線直通鳴門行きの972Dです。972Dが先発して、その約10分後にうずしお24号が発車するダイヤとなっています。
以前は国鉄型の気動車で溢れかえっていた徳島ですが、今や殆どが新しい気動車に置き換わっていますね。変わらないのはエンジンの音と排気の臭いだけでしょうか。
新しい気動車と書いたものの、N2000系は登場から既に20年以上が経過し、1500形でも10年が経過しています。両者のデザインからはそれほどの年月が経過していることを感じられませんね。
N2000系はJR四国が2000系のスピードアップ版として1995年に量産先行車を、1997年に試作車を登場させた特急形気動車で、主に高徳線の「うずしお」で運用されています。
エンジンの出力が330馬力から355馬力に強化されたため、最高速度が120km/hから130km/hに向上しました。デザインも2000系とは変更され、高運転台配置となっています。
一方の1500形は普通列車に運用してきた国鉄形気動車の置き換えを目的として導入された両運転台の一般形気動車で、2006年から2014年にかけて34両が製造されました。
エンジンは450馬力のディーゼルエンジンが1基搭載され、設計最高速度は120km/h。車内は転換クロスシートをJR四国の気動車として初めて採用しました。高徳線・徳島線・牟岐線・鳴門線で運用されていますね。
徳島駅では跨線橋の窓が比較的低く、また架線がないため邪魔にならず、更に停車位置が丁度良いので上からのアングルで撮影しやすいですね。以前にも跨線橋から撮影したことがありました。
・・・以上、小松島港で花火をやってたのか。ぽっぽやがお送りしました。