フェリーつるぎ船上にて
徳島港を出港する南海フェリーの「フェリーつるぎ」から撮影した「ワンダーなると」。鳴門観光汽船が保有する観潮船です。南海フェリーには何度も乗っていますが、この船は初めて見ました。
鳴門海峡の名物である渦潮を船の上から見るための観潮船であり、他にも鳴門海峡の観潮船には様々な物があるようですが、この「ワンダーなると」は中でも大型のようです。
鳴門観光汽船は徳島県の鳴門市に所在する会社で、鳴門公園にある亀浦観光港が拠点となっているようです。観潮船としてはより小型の「アクアエディ」も保有していますね。
写真の「ワンダーなると」は鳴門市内にある徳岡造船で建造され、2013年1月17日に進水し、2月14日に竣工しました。同年3月3日から就航しています。
船体は全長が39.5m、全幅が8.2m、深さが3.18mとなっており、機関は1000馬力のディーゼルエンジンが2基搭載されています。航海速力は14ノット。総トン数は197トンです。
旅客定員は399名となっており、「アクアエディ」が46名なのに比べるとかなり大型であることが解りますね。なお「ワンダーなると」としては二代目で、先代は2002年に建造されました。
先代は総トン数199トン、旅客定員415名とほぼ同じスペックですが、エンジン出力は向上しています。この「ワンダーなると」は普段は徳島港には来ない船のようですが、この日はなにかイベントでもあったんでしょうかね?
・・・以上、船首の形が面白い。ぽっぽやがお送りしました。