神戸電鉄三田線二郎~田尾寺にて
今年4月29日に神戸電鉄三田線の二郎~田尾寺間で撮影した神戸電鉄3000系3013Fの新開地行き普通。この時は新開地方を向いて撮影しており、後追い写真です。
この日は神戸電鉄を撮影しに出掛けており、主に三田線の沿線各地で撮影していました。最初は晴れていましたが、次第に曇りだし、強い雨が降ってまた晴れるという天気でしたね。
今回の写真を撮影した頃に丁度ポツポツと雨が降り出しました。この後鈴蘭台で一旦雨宿りをして、また晴れてきたので撮影を再開しています。いやほんと雨が止んで良かった。
前回の神戸電鉄5000系5007Fと同様にレンゲの花と絡めて撮影していますが、構図のバランスとしては今回の方が良い感じでしょうか。線路際まで咲いているわけではないので、花に近づくより良いかもしれません。
神戸電鉄3000系は1973年から導入された18m級3扉の通勤形電車で、従来の1000系列が鋼製車だったのに対し、こちらはアルミ合金製となっています。
クリアラッカー仕上げのアルミ合金車体に赤い帯を巻いているので、ウルトラマン電車というあだ名も付けられていますね。細帯があるお陰でよりウルトラマンっぽく見えてしまいます。
4両編成9本が製造され、製造が一旦中断していたため前期型と後期型に分けられます。更に細かく分けると前期車は1・2次車、後期車は3・4次車に分類されますね。
写真の3013Fは後期型の3次車であり、3次車はこの3013Fのみ。クーラーの容量アップにより従来車よりも搭載数が少なく、側面幕が種別と行先で分かれており、なおかつ従来通りの台車を履いている唯一の編成です。
・・・以上、1989年3月製造の2003年10月ワンマン化。鉄道員日記がお送りしました。