南海本線淡輪~箱作にて
昨年2月19日に南海本線の淡輪~箱作間で撮影した南海2000系2032Fの和歌山市行き普通。この日は紀ノ川~和歌山大学前間で撮影をスタートし、次に淡輪~箱作間に移動してきました。
この日撮影した写真はあまり多くない上にボツネタばっかりになってしまったので、この日のネタは次回で終了となります。この日のネタが終われば次は昨年3月12日撮影分ですね。
この写真を撮影したポイントは淡輪駅から北に少し行った場所で、インカーブ・アウトカーブの両方から撮影できます。ただしアウトカーブだと写真の様な短い4両編成でもギリギリですね。
このポイントには少し珍しい複線用の片持ち架線柱があります。写真の2032Fの後ろに移っているのがそれで、隣には普通の門型の架線柱が建っていますね。
写真の一本だけでなく、列車の向かった先に門型架線柱を2本挟んでまた複線用の片持ち架線柱が建てられています。どういう事情があるのか解りませんが、見ていて面白いですね。
写真の南海2000系は1990年に登場した高野線向けの通勤形電車で、山岳区間直通用のズームカーとして設計されたため17m級車体を持ち、全電動車方式を採用しています。
当初は高野線のみで運用されていましたが、2005年のワンマン運転開始によって2両編成単独では運用できない2000系は置き換えられ、2007年から南海本線での運用を開始しました。
現在南海本線で運用されている2000系は4両編成5本と2両編成2本ですが、2両編成2本は常に併結状態で4両編成を組んでいるため、実質的には4両編成6本が運用されている状態ですね。
その2両編成2本というのが写真の2032Fと難波方の2031F。南海本線ではすべて制御電動車で構成されている唯一の編成でしょうか。
・・・以上、明日は更新できません。鉄道員日記がお送りしました。