南海本線和歌山市~紀ノ川にて
前回で昨年2月19日撮影分の南海ネタが終了したので、今回からは昨年3月3日撮影分を掲載していきます。南海12000系12002Fの特急サザン36号難波行き。
この日は朝からJRの撮影に大阪近辺まで出ており、和歌山に帰ってきてから少しだけ南海を撮影しました。撮影ポイントは紀ノ川に架かる南海本線の紀ノ川橋梁。
この紀ノ川橋梁は上り線が1903年に架けられ、下り線が1922年に架けられた鉄橋で、写真の12002Fが走行しているのは下り線。奥の橋脚がアーチ状になっているのが特徴です。
1903年に造られた鉄橋と2011年に造られた車両。100年以上の開きがある両者の組みあわせというのは面白い物ですね。耐震性の調査も行われており掛け替えは当分先になりそう。
南海12000系は南海本線の特急「サザン」用に導入された特急形電車で、4両編成2本が2011年2月に東急車輛製造で製造されました。「サザン・プレミアム」の愛称が付けられています。
この愛称は従来の南海10000系よりもグレードアップした内装などから付けられたもので、各車の側面部と和歌山市方先頭車の貫通扉に「SOUTHERN Premium」のマークがありますね。
12000系のベースは2007年登場の通勤形である南海8000系であり、車体断面は同一形状となっています。また台車・主電動機などは共通で、制御装置・補助電源装置も同系統の物が使用されていますね。
・・・以上、今日も7100系に揺られて。ef_end_63がお送りしました。