上野・青森にて
昨年2月13日に定期廃止前の寝台特急「あけぼの」に乗車しました。その際に撮影した色々な写真を掲載しています。前回はB寝台の様子を掲載しましたね。
今回掲載するのは「あけぼの」のヘッドマーク。合わせて客車側のトレインマークも掲載します。実は掲載している殆どの写真は折り返し列車も物なんですけどね。
「あけぼの」は1970年に定期運行を開始した寝台特急で、当初は上野~青森間を東北本線・奥羽本線経由で運行されていました。
その後東北・陸羽東・奥羽本線経由とされ、秋田新幹線開業後には「鳥海」の運行経路を踏襲する形で高崎・上越・信越・羽越・奥羽本線経由とされます。
このように運行経路が何度も変更されたことから様々な機関車が「あけぼの」を牽引した実績があり、末期は上野~長岡間がEF64-1000番台、長岡~青森間はEF81が担当していました。
かつてはEF65、ED75、EF71、ED78、DD51、DE10などが牽引したこともあり、ヘッドマークのデザインも何度か変更されているようですね。
現在のデザインは青をバックに薄いオレンジの線でグラデーションを表現していますが、以前は線の色でもグラデーションを表現していたようですね。
そのため現在のヘッドマークよりも色が鮮やかで、文字が太かったこともあってより印象的なデザインだったようです。どちらかというと現在は控えめ。
グラデーションの下部は黒色となっており、「AKEBONO」の文字がありますね。文字は上下とも円の外周に合わせて配置されていますが、直線に文字が並ぶ事の多いブルトレのヘッドマークでは少し珍しいですね。
EF64に取り付けられたヘッドマーク。暗い上野駅地上ホームなので色が解りづらいのが残念。
こちらは客車側のトレインマーク。左上に寝台特急マークがあり、グラデーションの下部は紫となっています。
・・・以上、10式とご対面。鉄道員日記がお送りしました。