南海本線尾崎~樽井にて
南海本線の尾崎~樽井間で撮影した南海10000系10008Fの特急サザン25号。尾崎~樽井間のちょうど真ん中あたりにある男里川に架かる男里川橋梁を渡っているシーンです。
撮影日は昨年3月12日。この日の主な狙いは同じ10000系の10004Fで、当時の10004Fは南海電鉄の創業130周年を記念して復刻塗装となっていました。
復刻塗装での運行が3月末までとなっており、終了が迫っていたので撮影に出ています。この男里川橋梁でも10004Fを狙いましたが、シャッターのタイミングをミスして没に。
南海10000系は新たに運行を開始する特急「サザン」用として1985年に登場した特急形電車で、営業運転は1985年11月1日に開始しました。現在も特急サザン専用として運用されています。
当初は先頭車のみの2両編成でしたが、1992年に中間車2両を組み込んで4連化されています。この際に中間車を新造した編成と、先頭車から改造して組み込んだ編成がありますね。
写真の10008Fの中間車は新造されたもの。新造された中間車では同じ1992年登場の南海11000系の設計が反映され、側面窓の大きさや座席の形態などが異なります。
どちらもフリーストップ式リクライニングシートですが、新造中間車ではセンターアームレストや内蔵テーブルが備えられていますね。また先頭車のみの2両編成時代はトイレがありませんでしたが、中間車にトイレが設置されています。
写真の10008Fは10000系3次車として1989年1月に製造され、1992年3月に中間車を組み込み4両編成となりました。
・・・以上、トロリーバスが無くなるのか。ぽっぽやがお送りしました。