伊丹にて
阪急伊丹線の伊丹駅で撮影した阪急3000系3062F。伊丹で撮影したこの編成の写真については既に掲載していますが、今回の駅に止まっているシーンは未掲載だったので掲載します。
撮影日は2015年の11月21日。この日は3dayチケットを使用して関西の私鉄を色々回っており、最後に伊丹空港へ向かうため伊丹線に乗車しました。その際に乗ったのがこの3062F。
阪急伊丹線は兵庫県尼崎市の塚口駅と伊丹市の伊丹駅を結んでいる営業キロ3.1kmの路線です。3.1kmというとかなり短いですが、阪急最短は営業キロ2.2kmの甲陽線ですね。
塚口で神戸本線と接続していますが、設備が4両編成までしか対応できないため直通運転は行われていません。東西に延びる神戸本線から北に分岐するため、塚口駅発車後にR60の急カーブを曲がります。
路線の開業は1920年7月16日で、当初は中間駅がありませんでした。1921年5月10日に稲野駅が開業し、1935年3月1日に新伊丹駅が開業して現在に至っています。
1943年には全線が複線化され、1967年の架線電圧昇圧後の1968年に写真の伊丹駅が高架化しています。その伊丹駅ですが、1995年の阪神淡路大震災で倒壊してしまいます。
そのため同年3月11日からは400m南に伊丹仮駅を設置して営業運転を再開し、伊丹駅が再建された1999年まで伊丹仮駅での営業を行っていました。
・・・以上、梅田でも撮影したことのある編成。鉄道員日記がお送りしました。