吹田総合車両所日根野支所鳳派出所にて
鳳派出所で撮影した103系の3本並び。低運転台の先頭車が並んでいました。間にある留置線にもう1編成居れば良かったのですが、贅沢は言えませんね。
撮影日は今年7月6日で、左からHK610編成、HJ407編成、HL101編成です。この時点でHK610編成は運用を離脱していましたが、HL101編成とHJ407編成はまだ現役で運用されています。
今回写っている3編成はそれぞれ編成記号が異なりますが、吹田総合車両所日根野支所の103系は6両編成がHK、4両編成がHJ、3両編成がHLとなっています。
写真のHJ407編成は3両編成ですが、これは元々サハ103を組み込んだ4両編成だったため。現在は東羽衣支線の予備編成として運用されています。
HK、HJ、HL編成の内、最も運用終了が早かったのはHJ編成で、昨年12月に運用を終了しました。HK編成はその後も数を減らしつつ運用されていましたが、今年7月末に運用終了となっています。
残っているのはHL編成のみですが、こちらも東羽衣駅の改良工事で4両編成が入線可能となると運用を離脱するものと思われます。そうなると阪和線から103系が完全に引退することとなりますね。
写真の各編成の一番手前の先頭車は、HK610編成がクハ103-116、HJ407編成がクハ103-200、HL101編成がクハ103-192です。それぞれ形態が異なるのが面白いですね。
クハ103-116は1968年8月22日の製造で、前照灯が大目玉を埋めたブタ鼻となっていますね。クハ103-192、クハ103-200は所謂1次改良車で、窓がユニットサッシとなったほか、前照灯は製造次からシールドビーム2灯となりました。
クハ103-192は40N体質改善工事が施工されており、前面窓の1枚化や前照灯・方向幕の内側支持化などが行われています。
・・・以上、HJ407の走行シーンも押さえたいな。ぽっぽやがお送りしました。