Quantcast
Channel: 鉄道員日記(ぽっぽやにっき)
Viewing all articles
Browse latest Browse all 2912

神戸電鉄 1100系1122F@鵯越

$
0
0

イメージ 1

鵯越にて

4月29日に神戸電鉄有馬線の鵯越駅で撮影した神戸電鉄1100系1122Fの粟生行き普通。鈴蘭台から粟生線に直通し終点の粟生まで走る列車です。

この1122Fは撮影の約20分前にも反対方向の新開地行きとして撮影しており、その折り返しがやって来ました。新開地が近いので思ったよりも短時間で戻ってきましたね。

新開地行きは写真の背後に写っているトンネルの上から俯瞰で撮影しましたが、折り返しは普通に駅で撮影しています。同じ路線に張り付いていると同じ編成を何度も撮影することが多いですね。

神戸電鉄1100系は1965年に登場した1000系列の内の一形式で、1969年から1972年までの間に37両が製造され、2両が他形式から編入されました。

1000系列の形式の中では両数が最も多いグループで、1994年~1998年に5000系が製造されるまでは神戸電鉄の形式としても最大勢力でした。編成本数では今でも5000系より多くなっています。

需要の増加に合わせて3両編成運用が頻繁に行われることとなり、それに対応するため神戸電鉄としては初となる3両固定編成で落成しました。編成は制御電動車で付随車を挟む2M1Tの構成となっています。

中間に付随車を挟んだため両先頭車の主電動機が強化されており、出力は従来の75kWから105kWに向上しています。これにより編成出力は概ね従来車と同等となりました。

写真の1122Fは1972年7月に製造された編成で、登場当初は非冷房で旧塗装でしたが、1986年に冷房化改造が施され、1988年に塗装変更、1998年に再度塗装変更が行われています。

また2005年に1124Fから抜き取られた1124を組み込んで4両編成となりましたが、2013年に1124が脱車し3両編成に戻っています。脱車した1124はそのまま廃車となりました。


・・・以上、何だかんだで時間が無くなっていく。鉄道員日記がお送りしました。

Viewing all articles
Browse latest Browse all 2912

Trending Articles