中百舌鳥にて
9月8日に中百舌鳥駅で撮影した南海6000系6017Fの和泉中央行き準急。中百舌鳥は頻繁に利用する駅ですが、こうして駅撮りを行うのはこの日が初めでした。
この日は主に午後に撮影を行っていましたが、この写真は午前中に撮影しました。この6017Fを撮影した後に用事を済ませ、そこからまた中百舌鳥周辺で撮り始めています。
中百舌鳥駅は2面4線のホームを持つ駅で、写真の6017Fが入線しているのは2番線。内側の2・3番線は高野線との直通列車及び泉北線内折り返しの列車が使用しています。
南海6000系は1962年に登場した高野線向けの通勤形電車で、南海で最古参となる形式です。ステンレス車の中では初期に登場した車両で、20m級4扉のオールステンレス車は6000系が日本初。
登場当初は制御電動車で付随車を挟む3両編成でしたが、その後制御電動車2両と制御車1両の3両となり、更に沿線の宅地開発で需要が増加したため4両編成となりました。
現在は大規模な編成の組み替えが行われており、4両編成11本と2両編成14本が組成されています。登場から50年以上が経過していますが、全車が現役の状態にありますね。
更新工事は1985年から始まり、同時に冷房化改造が行われました。この工事では車体更新の他に台車の履き替えも行われており、高速域の乗り心地が悪かったパイオニア径羲屬らS型ミンデン台車に変更されています。
写真の6017Fは1966年10月14日に東急車輛で製造された編成で、4次車に該当します。4次車は架線電圧の昇圧決定後に製造されたため、600Vと1500Vの両方に対応した複電圧仕様となっています。
・・・以上、遊びがあって良いねぇ。ef_end_63がお送りしました。