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Channel: 鉄道員日記(ぽっぽやにっき)
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神戸電鉄 6000系6003F@鵯越

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イメージ 1

鵯越にて

4月29日に神戸電鉄有馬線の鵯越駅で撮影した神戸電鉄6000系6003F。最新鋭の形式が新開地行きの準急としてやって来ました。この形式も撮影したかったので撮れて嬉しかったですね。

神戸電鉄6000系は2008年に登場した通勤形電車。神戸電鉄で最も新しい形式で、神戸電鉄にとっては1994年登場の5000系以来、14年ぶりの新形式です。

4両編成2本が製造され、有馬線・三田線・粟生線などで運用されていますね。まだまだ本数が少ないのでなかなか遭遇できず、この日撮影できたのはこの一回のみでした。

製造は従来車と同じく川崎重工ですが、車体はアルミ合金製ではなくステンレス製となっています。ステンレス車体も神戸電鉄にとっては初めてで、外観も従来車とは大きく異なっていますね。

5000系がクリームをベースに赤帯を巻いた塗装だったのに対し、こちらはステンレス地のシルバーをベースに、黒と金色の帯が巻かれ、アクセントとして赤い細帯が巻かれています。

山岳区間を走行するため編成は全電動車方式が採用され、制御装置にはこれも神戸電鉄初となるIGBT-VVVFインバータが使用されています。製造は三菱電機。

主電動機も三菱電機製のかご形三相交流誘導電動機を採用しており、出力は120kW。編成出力は1920kWで起動加速度は3.0km/h/s。5000系と同等の性能ですね。

車内は木目調の化粧板にグリーンのシートモケットで、親会社の阪急の仕様に合わせています。また貫通路の扉は自動ドアとなり、車内案内表示装置はLCD式となっていますね。

写真の6003Fは2010年3月に製造され、試運転が重ねられた後、同年4月頃から営業運転を開始したようです。現在はミュージアムトレインとして車内で沿線写真が展示されていますね。


・・・以上、もう窓開けて寝れねぇ。ぽっぽやがお送りしました。

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