鈴蘭台にて
今年4月29日に行った神戸電鉄の撮影。鈴蘭台では神戸電鉄1100系同士の並びを見ることが出来ました。以前この数コマ前の写真を風景写真として掲載しましたね。
この時は強い通り雨で土砂降りとなっており、ホームの屋根の下から撮影しました。右が1100系1116F、左が1100系1120Fです。どちらも3両編成ですが、1120Fは1両しか見えていませんね。
1116Fは粟生線から有馬線に直通する新開地行きの準急として勾配を下ってきたシーンで、1120Fは回送として留置線で留置されているシーンです。
どちらの編成が居る線路も手前の踏切ではほぼ同じ高さですが、1116Fが走行している線路の勾配は50‰の急勾配で、編成後部はかなり高い位置にありますね。
鈴蘭台のこのアングルは割と有名なようで、色々な形式の組み合わせを見かけますね。急勾配とカーブがあるのでかなり変わった画を撮れるので、惹かれる人が多いのでしょうか。
写真の神戸電鉄1100系は1969年~1972年にかけて製造された3両固定編成で、37両が川崎車輛と後身の川崎重工業で製造され2両が他形式から編入されました。現在も全車が現役です。
1100系よりも先に登場した神戸電鉄1000系は2扉車で1両単行または2両編成でしたが、この1100系で初めて3両固定編成となりました。また中間は付随車とされ、1000系列で初の付随車となっています。
付随車を組み込んだ上で従来通りの性能を発揮するため主電動機が強化され、従来の75kWから105kWのものに変更されました。これにより編成出力は従来と同等となっています。
・・・以上、こないだ阪神の救援車を見かけた鉄道員日記がお送りしました。