南紀白浜空港にて
今年も南紀白浜空港空の日フェスタに行けなかったので、悔し紛れに過去の写真を掲載します。2014年9月13日の空の日フェスタで撮影した和歌山県警航空隊のJA6808 BK117B-2。
毎年晴れることの多い空の日フェスタですが、この日もよく晴れており、メタリックブルーの機体を思う存分撮影することが出来ました。普段から上空を飛んでいるのを見かけますが、写真の様なシーンはなかなか見られませんね。
BK117は川崎重工とドイツのMBBが共同で開発した小型汎用ヘリコプターで、日本やヨーロッパなどで数多く使用されている機体です。初飛行は1979年6月13日。
日本では写真の様な警察ヘリや防災ヘリなど官公庁機として使用される事が多く、ドクターヘリに使用されている機体もありますね。ドイツで武装型も開発されましたが、採用されることはありませんでした。
現在も改良を続けながら生産が続いており、様々な派生型が存在します。最新のタイプは川崎がBK117D-2、MBBの後身であるエアバス・ヘリコプターズがH145として販売しており、アメリカ陸軍が州兵用の軽多用途ヘリコプター、UH-72Aとして採用しました。
BK117B-2はエンジン強化で性能を向上させたBK117B-1の有効搭載重量を150kg増加させたタイプで、1993年に型式証明を取得しました。最大離陸重量は3350kg、最高速度は135ノット。
写真のJA6808は1998年3月13日に警察庁が取得し和歌山県警に配備した機体で、南紀白浜空港を拠点として活動しています。2019年に後継機が配備される予定であり、後継機はH135となるようですね。
・・・以上、早めに寝よ。ef_end_63がお送りしました。