南海高野線三国ヶ丘~百舌鳥八幡にて
9月8日に南海高野線の三国ヶ丘~百舌鳥八幡間で撮影した南海6300系6305Fの難波行き各停。順光の下銀色の車体を輝かせながら通過して行きました。やはり障害物の少ない良い場所ですね。
三国ヶ丘と百舌鳥八幡の駅間は900mほどしか無く、どちらも隣の駅をホームの端から見渡すことができます。この両駅に停車する各停・準急は非常に短い走行時間となっていますね。
なお百舌鳥八幡~中百舌鳥間は約700mと更に短く、どちらかの駅を出るとすぐに到着放送が流れます。各停・準急は細かく停車しますが、通過列車は直線区間なのでかなり飛ばしていきます。
南海6300系は1996年に登場した南海高野線向けの通勤形電車で、全車が南海6100系からの改造によって導入されました。種車の6100系は1970年~1971年に76両が製造されています。
6100系は1962年登場の南海6000系の改良型として導入され、6000系と同様に20m級4扉のオールステンレス車体とパイオニア径羲屬鰺い討い泙靴拭
6000系と比べるとドアが両開きになり、窓が1段下降窓になり戸袋窓が廃止されるなどの改良が施されています。また6000系は全て非冷房で新製されましたが、6100系は1次車以外新製冷房車となっています。
ところが6000系は更新工事の際に冷房化され増加した重量に対応するため、また乗り心地を改善するためS形ミンデン台車に履き替えてしまい、走行特性の異なるパイオニア径羲屬鰺車両とS形ミンデン台車を履く車両は併結出来ないため6100系のみ独自の運用を組む必要が生じてしまいました。
その状態を解消するため、6100系が更新時期を迎えた1996年から6300系への改造が実施されています。車体更新の他に台車の履き替えが行われ、泉北3000系や南海7100系などから捻出されたS形ミンデン台車が使用されました。
写真の6305Fは6100系6105Fから1999年に改造されました。6105Fとして新製されたのは1970年6月10日。
・・・以上、日産のディーラーはいま大変だな。鉄道員日記がお送りしました。