五井にて
小湊鐵道の五井機関区に留置されていた小湊鐵道キハ200型。2014年11月26日に訪れた際に撮影した写真ですが、掲載していなかったようなので掲載します。
自分にとっては初めての小湊鐵道でしたが、国鉄型を彷彿とさせるオリジナルの気動車が走っている光景というのはとても印象的でした。写真の五井機関区の雰囲気も良かったですね。
キハ200型は小湊鐵道が1961年から1977年にかけて導入した一般形気動車で、14両が日本車輌で製造されています。現在も小湊鐵道の主力車両として活躍していますね。
設計は国鉄のキハ20をベースとしており、今では貴重な存在となったDMH17Cエンジンを搭載しています。なお車内はキハ20と異なりすべてロングシートとなっています。
14両という大所帯とは言えない両数ながらも各車に形態の差異があり、写真を見るだけでもヘッドライト・テールライト周りやジャンパ栓受けの有無などが異なりますね。
写真の3両は中央のキハ212以外は車番が不明ですが、3両とも前面の形態が異なります。両端のキハ200は反射板付きテールライトに外ハメ式のヘッドライトですが、中央のキハ212はヘッドライト・テールライトの形状が異なりますね。
また左のキハ200と右のキハ200を見比べてみると、右のキハ200はジャンパ栓受けがあるのに対し、左のキハ200には無く、また逆に左のキハ200にのみ冷房車ステッカーがあります。
この写真では側面は見えませんが、側面もドアがプレスドアであるか否か、窓がユニットサッシであるか否かなどの形態の差異があり、かなり面白いですね。
・・・以上、この日はこの後北斗星に乗った。ef_end_63がお送りしました。