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Channel: 鉄道員日記(ぽっぽやにっき)
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南海2000系2001F@和歌山大学前

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イメージ 1

和歌山大学前にて

南海本線の和歌山大学前駅を出発し、カーブを曲がりながら勾配を下っていく南海2000系2001Fの和歌山市行き普通。撮影は昨年3月15日です。

この日は復刻塗装となっていた南海10000系10004Fの撮影に出ており、この2001Fは10004Fを撮影し終わった後、帰りがてら地元の駅で撮影しました。

南海2000系は1990年に登場した高野線向けの通勤形電車で、1997年までに7次に渡って製造されました。最終的な製造数は64両で、製造メーカーは全車が東急車輛製造。

急勾配と急カーブが連続する高野線の山岳区間に難波から直通するズームカーとして設計されたため、17m級2扉の短い車体と全電動車方式を採用しています。

この2000系の投入によりそれまで山岳区間で運用されていた南海21000系・22000系が置き換えられました。導入初期にはそれらの形式と併結した運用も見られましたね。

次世代型のズームカーとして導入された2000系ですが、2005年に系統分割が実施されると難波~橋本間の急行と橋本以南のワンマン列車に分割され、ワンマン運転が不可能な2000系は休車が発生してしまいます。

その後、2007年に休車となっていた2000系を南海本線に転用することとなり、同年8月11日から運用を開始しました。本線に転用された2000系は2扉車の大きなステッカーが貼られていますね。

写真の2001Fは2000系のトップナンバー編成で、1次車として1990年2月に落成しました。落成当初は旧塗装で、濃い緑色と薄い緑色の帯が巻かれていました。


・・・以上、VVVFの音がでかい。ef_end_63がお送りしました。

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