中百舌鳥にて
9月8日に南海高野線の中百舌鳥駅で撮影した泉北高速鉄道5000系5509F。この編成は8両丸ごとパチンコ店のラッピングが施されていますね。なかなか派手な物です。
この日はまだ撮影したことがなかった特急「泉北ライナー」の撮影を目的として中百舌鳥周辺に出ており、泉北ライナー以外にも色々と撮影することが出来ました。
この日最後に撮影したのがこの5509Fで、泉北線内折り返しの各駅停車として中百舌鳥に到着したシーン。5509Fはこの時初撮影だったためやって来た時は嬉しかったです。
泉北高速鉄道5000系は1990年に登場した20m級4扉の通勤形電車で、8両編成5本の40両が在籍しています。製造は川崎重工業及び東急車輛製造ですね。
当時泉北高速鉄道線を運営していたのは第3セクターの大阪府都市開発で、泉北線の開業以来南海の形式をベースに設計された形式を導入してきた大阪府都市開発にとって初のオリジナル設計車となりました。
泉北でも乗り入れ先の南海でも他には存在しない8両固定編成で、両先頭車は非貫通型となっています。通勤形電車で先頭車が非貫通型というのもこの5000系が唯一ですね。
またVVVFインバータ制御装置や電気指令式ブレーキ、ボルスタレス台車などの新機軸も色々と採用されています。泉北の車両は南海よりも先にこう言った新機軸を導入することが多いですね。
写真の泉北5000系5509Fは5000系のラストナンバー編成で、東急車輛製造で1995年に落成しました。現在のラッピングは2016年1月12日から施されています。
・・・以上、明日も少し早く出るか。鉄道員日記がお送りしました。