和歌山大学前にて
昨年3月15日に和歌山大学前駅で撮影した南海12000系12001Fの特急サザン42号。この日は南海10000系10004Fを狙っての撮影でしたが、それ以外にも色々と撮影することが出来ました。
この日12001Fは南海9000系9501Fと併結して運用されていました。この頃はまだ9000系との併結は珍しかったので、こちらも少し追いかけて撮影していましたね。
南海12000系は2011年に登場した南海本線の特急「サザン」用の特急形電車で、4両編成2本が東急車輛製造で製造されました。南海が保有する特急形電車としては最も新しい形式です。
車体は南海8000系のものをベースに設計されており、同じ車体断面形状を持っています。材質はステンレスで、前頭部のみ踏切事故などでの損傷を考慮してFRP製となっていますね。
前面デザインも8000系とよく似ていますが、標識灯が左右に吊り上げられた形状となったほか、帯や前面窓周りの黒い塗装が曲線的で、疾走感を感じさせるデザインとなっています。
車内は2+2でリクライニングシートが配置されており、着席定員は242名。各座席にコンセントとフットレストが設置されており、更にプラズマクラスター発生器で空気清浄が行われています。
従来の「サザン」よりも設備面の向上が図られており、そのことから「サザン・プレミアム」の愛称が付けられています。各車の側面と和歌山市方先頭車の貫通扉にロゴがありますね。
写真の12001Fは2011年2月に東急車輛で落成し、2月8日から2月10日にかけて12002Fとともに甲種輸送されました。営業運転は2011年9月1日より開始しています。
・・・以上、喉がかれた1日だった。ef_end_63がお送りしました。