中百舌鳥にて
中百舌鳥駅3番線で発車を待つ泉北高速鉄道3000系3519Fの難波行き準急。和泉中央方の先頭車である3520号車を縦撮りで撮影してみました。ちょうど良い感じに光が当たってくれましたね。
撮影日は昨年9月8日で、この日の目標は特急泉北ライナー。泉北ライナー以外にも様々な泉北・南海の形式を撮影することが出来ました。3000系も撮影枚数が多かった形式の一つ。
泉北高速鉄道3000系は1975年に導入された通勤形電車で、南海6200系をベースに設計されています。車体はほぼ同じ20m級4扉車体ですが、塗装の違いにより印象が変わっていますね。
当時、6200系を含む南海高野線のオールステンレス車は無塗装でしたが、この3000系は登場時から前面に青い縦のラインが入っていました。側面は同じく無塗装だったようですね。
銀色の車体に青いラインというのはとても印象的ですね。特により濃い青とオレンジの帯が巻かれている南海車を見慣れていると目が惹かれてしまいます。
3000系の製造は1990年まで行われており、当初は内部構体が普通鋼製のセミステンレス車体として製造されていましたが、1986年に落成した3519F以降はオールステンレス車体として製造されました。
写真の3520号車にはスカートが取り付けられていますが、これは落成当初から取り付けていたものではなく、2009年から順次取り付けが行われたもの。自分もスカート取り付け前の姿を何度か撮影したことがあります。
・・・以上、方向幕が良い感じ。ef_end_63がお送りしました。