岡田浦にて
南海本線岡田浦駅に入線してくる南海1000系1010Fの普通難波行き。何故岡田浦で撮影していたかは思い出せませんが、新しい撮影ポイントを探して降りてみたんだと思います。
撮影は昨年3月17日。難波側先頭車は前パンなので構図が難しいですね。写真でもかなりカツカツになってしまっています。まあ前パンの方が南海車らしくて良いのですが。
南海1000系は1992年に登場した通勤形電車で、南海としては初めて南海本線・高野線両用の通勤形電車として設計されました。現在も両線で幅広く活躍しています。
製造は全車を東急車輛製造が担当し、1992年から2001年にかけて6両編成10本、4両編成1本、2両編成6本の合計76両が製造されています。写真の1010Fは6両編成のラストナンバーですね。
導入当時の南海では関空開港を見据えて新CI戦略を開始しており、それに沿った新型車両として計画されたのが1000系です。それまで南海車の車体色は濃緑色と淡緑色のツートンカラーでしたが、この1000系からグレーに青とオレンジの帯を巻いた現行塗装となりました。
同時に1000系以前の形式も同様の新塗装に変更されています。また20m級車として初めてVVVFインバータ制御方式を採用しています。南海車としては既に2000系で導入事例がありましたが、2000系は山岳区間直通用の17m級車で当時は高野線のみで運用されていました。
写真の1010Fは2000年4月12日に製造された第5次車。5次車では車輪の滑りを防止するセラジェットの装備やドアチャイムの準備工事が実施されています。
・・・以上、なかなか更新ペース上げられないな。ぽっぽやがお送りしました。