南海本線紀ノ川~和歌山大学前にて
2016年3月17日に撮影した南海8000系8006F。難波行きの普通列車として通過していきました。写真は後追いです。やはりこの縦構図は良い感じに収まってくれますね。
以前同じ日に撮影した8000系8005Fを掲載しましたが、今回の8006Fはその8005Fに続いてやって来ました。続番が連続してやって来ると少し嬉しくなります。
南海8000系は2008年3月26日に営業運転を開始した通勤形電車で、南海本線向けの20m級4扉車として52両が導入されました。特急から普通まで幅広く活躍していますね。
1963年登場で老朽化していた7000系の置き換え用として導入された形式であり、機器類の基本設計は南海1000系がベースとなっています。1000系6次車で試された要素も盛り込まれていますね。
一方で車体は大きく変化しており、東急車輛製造標準の軽量ステンレス車体を採用しています。一部はJR東日本のE231系と共通の部品が使用されており、側面の外観はよく似ています。
車内はオールロングシートで、片持ち式のバケットシートにスタンションポールも設置されています。1000系がセミクロスシートなので、南海の車両としては久々にオールロングシートとなりました。
1人あたりの座席幅は従来の455mmから460mmに拡大されています。5mmの差だとあまり大きくないように感じるかも知れませんが、実際に人数分座ると違いがわかります。
その他床面高さが20mm下げられ、貫通扉幅が拡大されるなどバリアフリー推進が図られています。車内案内表示装置はLED式で、ドア上に千鳥配置で設置されていますね。
写真の8006Fは2012年に導入された第4次車で、先頭車に連結部転落防止放送装置が設置されています。撮影当時は白熱電球のヘッドライトでしたが、現在はLEDに交換されていますね。
・・・以上、こうみ嬢再延長戦って・・・ぽっぽやがお送りしました。