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Channel: 鉄道員日記(ぽっぽやにっき)
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南海6200系6519F@中百舌鳥

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イメージ 1

中百舌鳥にて

中百舌鳥駅南側の踏切から撮影した南海62000系6519Fの橋本行き急行。撮影は昨年9月8日で、この日は特急泉北ライナーを狙って中百舌鳥周辺で撮影していました。

南海6200系は1974年に登場した南海高野線向けの通勤形電車で、南海6000系・6100系に続く20m級4扉のオールステンレス車です。現在も全車が高野線で活躍していますね。

南海では6200系が登場する前年の1973年10月7日に架線電圧を600Vから1500Vに昇圧させており、その昇圧を機に大幅に設計を変更した形式が6200系です。

外観は6000系・6100系の丸みを帯びた車体から角張った車体へ変更され、ヘッドライトが貫通扉の上から前面窓の下へ、方向幕が前面窓の上から貫通扉の上に移動しました。

またコルゲートの断面形状が変更され、より細かくなりました。これによって外観は従来の南海車よりも東急8000系などと似ているものになっていますね。ただしこちらはアンチクライマーがあるので少し引き締まった表情に見えます。

6000系・6100系では基本的に制御電動車が付随車を挟む編成となっていましたが、6200系では中間電動車ユニットを制御車が挟む方式に変更されています。この構成は後に登場した南海8200系や南海9000系でも踏襲されました。

6200系は1974年から1985年まで6両編成6本と4両編成4本の52両が製造されました。また南海8000系と南海8200系から6両編成4本の合計24両が編入されていますね。

写真の6519Fはオリジナルの6両編成としてはラストナンバーで、1981年8月25日に製造されました。同じ日には6517Fも落成しています。


・・・以上、この日のネタも無くなってきたな。鉄道員日記がお送りしました。

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