桂駐屯地にて
昨年11月5日に陸上自衛隊桂駐屯地で撮影した陸上自衛隊の各種装備品。この日は桂駐屯地創立63周年記念行事が開催されており、様々な装備品が展示されていました。
ほぼ撮影寿に掲載しており、ここ最近は火器類が多かったですね。今回は車両に戻って偵察用オートバイを掲載します。かなり掲載が進んで居るので残りも少なくなってきました。
偵察用オートバイは陸上自衛隊の偵察隊や普通科連隊の情報小隊などに配備されているオートバイで、機動力を活かした偵察用途や伝令などの連絡用途に使用されます。
オフロードバイクなので他の車両よりも走行できる範囲が広く、また小型であるためヘリに搭載しての投入やゴムボートによる渡河も可能となっています。
ベースとなっているバイクは250ccのオフロードバイクであり、投入当初から長らくホンダ製のバイクが採用されてきました。しかし最新のタイプはカワサキ製のKLX250がベースとなっています。
KLX250の塗装をOD色単色とし、大型のガードや無線機のラックを取り付けるなどの改造が施されています。性能面は民生品と同じで、陸上自衛隊では数少ないガソリン車でもありますね。
乗員には専用のヘルメットが配布されていますが、防弾性能は無いため演習時には88式鉄帽を被ることもあります。また写真ではミラーが取り付けられていますが、こちらも演習時には取り外すようです。
配備は全国の数多くの部隊に行われており、駐屯地記念行事などでも見かける機会は多いですね。災害派遣で出動することも多く、初動の情報収集に活躍する装備品ですね。
写真の偵察用オートバイは桂駐屯地に駐屯する中部方面後方支援隊隷下の第101補給大隊第1中隊に配備されているもの。第101補給大隊はコア部隊ですが予備自衛官が操縦するんでしょうかね。
後方から撮影した偵察用オートバイ。後部に取り付けられているのは無線機のラック。
・・・以上、すげえレンズのヒール履いたお母さんがいた。ef_end_63がお送りしました。