Quantcast
Channel: 鉄道員日記(ぽっぽやにっき)
Viewing all articles
Browse latest Browse all 2912

南海3000系3517F@和歌山大学前

$
0
0

イメージ 1

和歌山大学前にて

南海本線の和歌山大学前駅で撮影した南海3000系3517F。この後に折り返しを撮影し、そちらの掲載を優先したため未掲載となっていた写真です。撮影日は2016年5月19日。

この日は用事があって大阪まで出ており、その帰りに3000系が運用に入っているのを目撃したので時間を調べて撮影しました。メインの構図で撮影した写真は既に掲載しています。

南海3000系は2013年に誕生した形式で、大阪府都市開発からの車両譲渡により導入されました。4両編成3本と2両編成1本の合計14両が譲渡されていますね。

老朽化した南海7000系の置き換えを急ぐため、大阪府都市開発で余剰となっていた3000系を譲り受けて導入しており、南海本線で急行から普通まで幅広く運用されています。

元の大阪府都市開発3000系は南海高野線と泉北高速鉄道線で運用されているため、この3000系は会社は違えど南海本線と高野線の両方で見られる数少ない形式となりました。

また南海本線・高野線・泉北高速鉄道線の3路線で運用されている形式というのは更に少なく、譲渡時はこの3000系が唯一でした。現在は泉北12000系が導入されたため唯一の形式ではなくなりましたが。

大阪府都市開発から譲渡されたのは3513F・3515F・3517Fの4両編成3本と3555Fの2両編成1本で、写真の3517Fは3555Fと併結して6両編成として運用されています。

残りの3513Fと3515Fも併結して8両編成として運用されており、実質的に6両固定編成・8両固定編成となっていますね。実際、3555Fと3517Fの連結面は帯が回っておらず、転落防止幌が設置されています。

写真の3517Fは1981年6月24日に6両編成として落成し、1999年に中間車2両を抜き取った4両編成となっています。この抜き取られた2両は3555Fに改造されており、結局また元の車両で6両編成を組んでいますね。


・・・以上、いまだに3000系が来るとちょっとテンションが上がるef_end_63がお送りしました。

Viewing all articles
Browse latest Browse all 2912

Trending Articles