天下茶屋にて
5月18日に天下茶屋で撮影した南海1000系1032F。手前の2両が1032Fで、6両編成の1001Fと併結した8両編成の準急としてやって来ました。撮影はスマホのカメラで。
南海1000系は1992年に登場した南海本線・高野線両用の通勤形電車で、1992年から2001年にかけて76両が製造されました。現在も南海本線と高野線の両方で運用されています。
製造メーカーは全車が東急車輛製造で、製造次数は6次に渡っています。6両編成・4両編成・2両編成が組成されており、6両編成は10本、2両編成は6本、4両編成は1本在籍しています。
高野線の6両編成は単独か2両編成と併結した8両編成で運用されていますが、南海本線の6両編成は単独で運用されていますね。2両編成が単独で運用される事はなく、本線では他形式の4両編成と併結しています。
1本のみ存在する4両編成は基本的に単独で運用されていますが、かつては2両編成と併結した6両編成でも運用されていました。他形式の4両編成と併結して8両編成を組むことも可能ですが、実績は無いようですね。
車体はステンレス製ですが、殆どの編成が塗装されているため鋼製車のように見えますね。制御装置にはGTO-VVVFインバータが採用されており、南海2000系に次ぐ採用となりました。
1次車のみ車体幅が1744mmで製造されましたが、2次車以降は2850mmに拡大されています。これは1994年の空港線開業により車両限界が見直されたため。
南海1000系も製造から25年以上が経過し、設備更新の必要が生じたため2016年12月からリニューアル工事が始まっています。1004Fを皮切りに1005F、1006F、1007Fがリニューアルされています。
またリニューアルとは別に、前照灯の交換が始まっていますね。従来の白熱灯からLEDに交換されており、1001F、1002F、1004F、1008F、1032Fに実施されています。
・・・以上、夜に撮影したいな。鉄道員日記がお送りしました。