都電荒川線大塚駅前~向原にて
さて、実は所用で東京に行っておりました。大塚駅の近くにホテルをとったので、空いた時間に都電荒川線を撮影。カメラを持っていかなかったのでスマホでの撮影ですが。
自分にとって都電荒川線は見るのも撮るのも初めてですが、多彩な車輛が行き交っていて楽しいですね。併用軌道区間ではありませんでしたが、路面電車らしい光景が見られました。
特にこの大塚駅南口周辺はカーブが連続している上に勾配があって面白いですね。単行の路面電車がカーブを抜けて勾配を登っていくシーンは見ていて飽きないです。
写真の都電7700形は2016年に登場した形式で、都電7000形からの改造により誕生しました。個人的に都電荒川線のイメージと言えば7000系なので、見られて良かったですね。
都電7000形は1954年の登場で、アルナ工機にて1954年から1956年にかけて93両が製造されました。かなり古い形式ですが、1978年のワンマン化に際して車体を載せ替えています。
新造車体となってからも電装品や台車などは従来と変わらず、1986年からは冷房化や集電装置の交換などが実施されています。なお冷房化されなかった車両もあり、そちらは1990年代初頭に廃車となりました。
それ以外の車両も2015年から廃車が始まっており、現在在籍しているのは3両のみとなっているようですね。いずれも運用離脱中です。また豊橋鉄道に4両が譲渡され、そちらは全て現役です。
この7700形は7000形の車体とクーラーを再利用し、内装や電装品、台車などを新しい物に交換した形式です。制御装置と台車は都電8900形と同一のものとなり、VVVFインバータ制御となっています。
また塗装はモダンレトロなものに変更され、青・臙脂・緑の三種類があります。最終的に8両が7700形に改造されました。写真の7706は元7024で、2016年11月27日に営業運転を開始しています。
・・・以上、今度は乗ってみたい。ef_end_63がお送りしました。