大阪難波にて
大阪難波駅で撮影した近畿日本鉄道1031系1033Fの大和西大寺行き準急。手前の4両が1033Fで、撮影日は4月11日。神戸三宮方面の列車を待っている間に撮影しました。
近鉄1031系は2004年に登場した通勤形電車で、近鉄1026系から改造されて誕生しました。近鉄の形式はかなりややこしいですが、特にこの1桁台の番号で区別される形式がややこしいですね。
近鉄では1991年から1993年にかけて1020系という形式を導入しました。次いで1993年からは1020系の台車をボルスタレス台車とした1026系が登場します。
この1020系は1989年に登場した1230系の4両編成・6両編成バージョンであり、1230系と同様にGTO-VVVFインバータ装置を制御装置に採用しています。基本的な性能は1230系と同じですね。
現在、1020系の4両編成はワンマン化改造によって全て1021系に改番されています。また1026系の4両編成も1035Fを除いて1031系に改番されていますね。
つまり現在1020系は形式消滅しており、在籍しているのは4両編成が1021系1021F~1025F、1026系1035F、1031系1031F~1034Fで、6両編成が1026系1026F~1029Fですね。
なお1030Fが欠番となっていますが、これは2002年に中間2両が1026Fに移され、先頭2両は電装されて2両編成となり1252系に編入されたため。とてもややこしいですね。
写真の1031系1033Fは1996年9月に1026系1033Fとして製造され、2003年7月にワンマン対応工事を受けて1031系に属するようになっています。
・・・以上、誰しも好きなポーズってのがあるもんだ。鉄道員日記がお送りしました。