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南海1000系1051F@中百舌鳥

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イメージ 1

中百舌鳥にて

さて、先日より南海高野線で運行を開始した南海1000系1051Fですが、本日ようやくキャッチすることができましたので掲載します。撮影時は三日市町行きの各駅停車に運用されていました。

南海1000系1051Fは2001年に落成した南海1000系のラストナンバー編成で、1000系6次車として様々な試作的要素を組み込んで製造されました。1000系の中で唯一の4両編成でもありますね。

1~5次車では制御装置がGTO-VVVFとなっていましたが、この6次車ではIGBT-VVVFとなりました。そのため加減速時の磁励音は1~5次車と大きく異なります。

また台車も変更され、従来のSU式SS-127・027からモノリンク式SS-159・059になりました。パタングラフも下枠交差形のPT-4826-A-Mからシングルアーム式のPT-7144-Aとなっています。

車内にも変更が加えられ、車端部のボックスシートのシートピッチが100mm拡大されたほか、スタンションポールやドアチャイムが設置されています。運転台の計器もデジタル表示からアナログ表示になっていますね。

外観は梨地仕上げのステンレス製無塗装車体です。1~5次車も同じステンレス車体ですが、外板は塗装されています。こちらの方がステンレス車らしい外観ですね。

写真の1051Fは2001年3月に東急車輛製造で落成、3月27日から28日にかけて甲種輸送されました。その後は試運転を繰り返し、2002年から営業運転を開始しました。

以来南海本線でのみ運用されていた1051Fですが、5月26日に高野線へと転属しています。その際に入れ替わるようにして1001Fが南海本線に転属していますね。

南海本線では4両編成で運用されていた1051Fですが、高野線では2両編成の1032Fと併結した6両編成で運用されています。この1051F+1032Fの組みあわせは1051F落成直後の試運転で高野線を走行した際にも見られました。

なお1000系ではリニューアルとライトの交換が実施されており、転属の際に1001Fと1032Fはライトが交換されています。ただこの1051Fは従来の形態のままですね。

やはり実際に高野線を走行する1051Fを見るとインパクトが大きかったですね。天下茶屋で遭遇して撮影し、後続の準急で追い越して中百舌鳥で再び撮影しました。


・・・以上、泉北線にも入線している。ef_end_63がお送りしました。

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