中百舌鳥にて
6月27日に南海高野線の中百舌鳥駅で撮影した泉北高速鉄道7020系7521F。検査入場していた「和泉こうみ」ラッピングの編成ですが、運用復帰初日に遭遇する事が出来ました。
都合良くカメラを持っていた訳ではないので、スマホでの撮影ですが。それでも久々にこのラッピングに再会することができ、しかも初日にキャッチできたのは嬉しかったですね。
泉北高速鉄道7020系は2007年に登場した通勤形電車で、1996年登場の泉北7000系の改良型です。2007年と2008年に合計で18両が製造されました。
製造メーカーは7000系と同じく川崎重工業で、基本性能も共通となっています。車体はアルミ合金製ですが外板には塗装が施されていますね。泉北高速では泉北5000系からアルミ合金車体を採用しています。
7000系からの変更点は様々であり、まず制御装置がGTO-VVVFからIGBT-VVVFとなりました。これは純電気ブレーキに対応しており、制動開始から停止まで電気ブレーキが担うことが出来ます。
また7000系の前面貫通扉には外開き式のプラグドアが付いていたのに対し、こちらはそれがなく貫通扉が表に出ています。ライト類も変更され、前照灯は前面上部に、標識灯は丸形から角型となりました。
車内にも変更が加えられ、1人あたりの座席幅が440mmから460mmに拡大されたり、車内案内表示装置がLED式からLCD式に変更されたりと、基本は同じながら手が加えられている部分は多いですね。
写真の7521Fは2007年に落成したトップナンバーの7両編成で、2015年4月から和泉中央駅開業20周年記念列車となり、この時初めて鉄道むすめ「和泉こうみ」のラッピングを施されました。
2016年4月から2017年2月までは和泉中央駅開業20周年記念ロゴが剥がされた状態で運行され、2017年2月以降はに全国の鉄道むすめを巡るスタンプラリー企画のロゴが入ったラッピングに変更されています。
その後、今年5月21日に検査入場し、スタンプラリー企画が終了したためそちらのロゴも剥がされた状態で出場しました。和泉こうみのラッピングは維持された状態です。
・・・以上、台車もパンタも綺麗。半分だけだけど。ぽっぽやがお送りしました。