さて、昨日の雑記で書いた鉄道コレクションのクル144・クモル145ですが、セットアップがほぼ完了したので掲載します。前回のEF81-500番台に続いて約1週間ぶりの模型ネタですね。
今回の製品はトミーテックから鉄道コレクションの2両セットとして発売された物で、JR西日本に現在も在籍しているクモル145-1015とクル144-15が模型化されています。
この形式は車両工場などに部品を搬入する配給車であり、101系からの改造名義で製造されました。屋根のないトラックの荷台のような部分がある車体が特徴的ですね。これによりクーラー・台車など大型の部品も積載可能となっています。
製造は1979年から1981年にかけて行われ、2両編成16本が落成しました。車体は台枠を強化した17m級車体が新造され、台車や主電動機などが101系から流用されました。
制御電動車のクモル145と制御車のクル144で構成されており、車両基地での入換で架線のない線路に車両を押し込む場合などを考慮してクル144にもパンタが搭載されています。
模型では2014年12月にトミーテックが模型化しました。鉄道コレ第20弾としてブラインドパッケージで発売され、そちらは国鉄仕様でしたね。今回はJR化後の現在の姿を再現した製品です。
以前発売された製品と見比べてみると細かな違いが見られます。まず前面・側面窓のHゴムは白色でしたが、今回の製品は黒色となっていますね。また側面の二段窓の窓枠が白く塗装されていましたが、今回は車体と同じ色です。
さらには前回の製品にはなかった列車無線アンテナや検査表記が追加されていますね。そういった天に注目してみると割と印象が異なります。JRマークが追加されていればより変わったでしょうが、実車もJRマークが無いので。
自分としては2014年にも購入を検討していましたが、ブラインドパッケージなので無駄な買い物をしてしまうこと、開封販売の値段がかなり高かったことで諦めてしまいました。
今回はオープンパッケージ、しかも実際にJR西日本に残っている編成ということで購入できて良かったですね。珍しく?動力ユニットも同時に購入しています。
パンタも交換し、中間部の連結器はKATOカプラーを使用しています。クル144に使用する交換用の車輪を切らしてしまっていたのでセットアップは完了していませんが、一応走れる形になりました。
今回は積荷も作ってみました。鉄コレの余ったプラ車輪を黒と銀色で塗装し、プラ棒で作った木枠にセットしています。
最初は車輪だけ載せて満足していたのですが、実車の写真を見ている内に木枠も欲しくなり、1mmの角プラ棒で製作しました。色はタンを塗ってみたら鮮やかすぎたので、グレーを混ぜて色褪せた木の色を再現してみました。
お遊びでこんな物も。荷台の部分はコンテナがすっぽりはまる幅で、31ftコンテナまで積載できます。クモヤ22000・22001の新性能車版と言った感じでしょうか。
グリーンマックスのクモヤ145と。こうして見ると今回の製品は紺色が鮮やかですね。事業用車は退色しているイメージが強いので、実車に近い雰囲気なのはグリーンマックスの紺色ですかね。どちらも良い感じですが。
・・・以上、色々出来るぞ。ef_end_63がお送りしました。