京都にて
京都駅の奈良線ホームで撮影した103系の並び写真。撮影日は昨年12月31日で、この日この場所で撮影した103系の並び写真は先に何枚か掲載していますね。まだ何枚か残っていますが(笑)。
この日は2017年の撮り納めとして午後から島本駅で撮影を行っており、15時半頃から京都駅で撮影していました。狙いは奈良線の103系だったので、沢山撮れて嬉しかったですね。
写真に写っている103系は手前がNS410編成のクハ103-229、奥がNS401編成のクハ103-167。どちらもウグイス色の103系で、揃って並んでいると僚友という感じがして良いですね。
クハ103-167は1970年1月13に利に東急車輛で製造された車両で、新製配置は明石電車区でした。その後は淀川・日根野・奈良と転属しています。クハ103-229は1973年3月25日に川崎重工で製造され、池袋電車区に配置された車両。その後は高槻・日根野・奈良と転属しています。
この2両のクハ103は一見同じように見えますが、クハ103-229は1次改良車以降に製造された車両であり、クハ103-167はそれ以前に製造されたため形態に差異があります。
前面で解りやすいのはヘッドライトですね。1次改良車以前の車両は大型の白熱灯1灯だったものが1次車改良車ではシールドビーム2灯に変更されています。
1次改良車以前のクハ103の多くは後に改造を受け、大型白熱灯のライトケースを埋めてシールドビーム2灯を取り付けています。この形態はブタ鼻と呼ばれますが、シールドビーム2灯自体がブタ鼻と呼ばれる事もあり・・・
・・・以上、ずっと雨雲レーダーが赤い。鉄道員日記がお送りしました。