十三にて
阪急神戸本線と宝塚本線、京都本線が集結する十三駅。4月11日に阪急電車を利用した際に重蔵で乗り換える必要があり、その合間に撮影しました。阪急5100系5100Fの宝塚行き急行です。
十三駅の宝塚本線ホームがカーブしているので手前の2両しか写っていませんが・・・(笑)それでもトップナンバー編成を撮影できたのは嬉しかったですね。対向ホームから撮影したかったな。
阪急5100系は1971年に登場した通勤形電車で、阪急で初めて本格的に冷房装置を搭載して製造された形式です。阪急で初めて新製冷房車となったのは1つ前の形式である5200系でしたが、そちらは試作的要素の強い形式でした。
また5100系は神戸・宝塚線系統と京都線系統の車両でバラバラだった機器類の統一が図られており、かつては3つの主要路線すべてで運行されていました。現在は京都線からは撤退しています。
5100系は制御電動車の5100形と中間付随車の5650形の2形式で構成されます。編成は基本的に5100形で5650形を挟む構成となっており、従来の中間に電動車を配置する方式から変更されました。
編成は当初、4両編成と3両編成、2両編成が組成されていましたが、現在は組み替えられて8両編成、6両編成、4両編成となっていますね。また一部は能勢電鉄に譲渡されています。
4両編成は5100形+5650形+5650形+5100形で構成され、8両編成はそれを2本併結して固定化しています。6両編成は5100形+5650形+5650形+5100形の4両編成に5100形+5100形の2両編成を併結していますね。
写真の5100Fは宝塚方に5114Fを併結しており、両編成の連結面にあたる先頭車は運転台が撤去されています。また5114Fの中間車2両は元5100形ですね。
・・・以上、マルーン色が美しい。ぽっぽやがお送りしました。