和歌山港にて
和歌山港で7月13・14日に撮影した和歌山県の漁業取締船「はやぶさ」。この日は海上自衛隊の護衛艦「いずも」が入港する関連で和歌山港で撮影を行っていました。
地元の官公庁船ですが今まで撮影したことがなかったので、撮れて嬉しかったですね。やはり地元の海で活躍している船というのは応援したくなります。
「はやぶさ」は和歌山県水産局資源管理課に配備されている漁業取締船です。和歌山県の漁業取締船はこの「はやぶさ」の他に「みさき」が配備されています。
「はやぶさ」は和歌山港に、「みさき」は田辺港に拠点を置いています。活動海域は沿岸域で、漁業秩序の維持と法令違反の取締り、漁船・遊漁船への安全指導などを行っています。
従来和歌山港を拠点としていた漁業取締船は「新はやぶさ」でしたが、同船が老朽化したため2016年に代船として就役したのが写真の「はやぶさ」です。船首や窓回りなどに最近の船らしさを感じますね。
設計は木原高速艇研究所が行い、建造は鈴木造船が行いました。船質はアルミ合金製で、推進器はスクリュープロペラを使用しています。最大速力は36ktで「新はやぶさ」よりも6kt向上しました。
全長22.5m、全幅4.9m、深さ2.4mというサイズで、総トン数は38t。海上での監視・取締用に赤外線暗視装置と投光器が装備されているのが見えますね。
・・・以上、護衛艦以外にも色々撮れたなホント。ef_end_63がお送りしました。