海山道にて
近鉄名古屋本線の海山道駅を通過していく近畿日本鉄道15400系15401F。撮影は2016年9月10日で、この日は四日市界隈でDD51を撮影すべく遠征していました。
この150401Fの写真は既に掲載していますね。今回掲載するのは以前掲載した写真の次のカットで、駅がカーブの上に設置されているためほぼ正面から撮影することが出来ました。
近鉄15400系は2011年12月15日に営業運転を開始した近鉄の団体用車両で、近鉄グループの旅行会社であるクラブツーリズム専用の車両として運用されています。
日本初の旅行会社が通年で借り切る専用車両で、2両編成2本が近鉄12200系から改造されました。種車となったのは12200系12241Fと12242Fの2両編成2本4両。
外装デザインはクラブツーリズムが使用している「ロイヤルクルーザー四季の華」という大型バスのものを踏襲しており、ダークグリーンに金色の細い帯を巻いています。
側面には大きくクラブツーリズムのロゴが入っていますね。ヘッドマークは当初クラブツーリズムの物がしようされていましたが、2012年3月に「かぎろひ」のロゴが決定し、専用のヘッドマークとなっています。
内装に関しては種車の座席をそのまま使用しつつ、編成定員が94名に削減されています。この定員の変更はバスツアーに合わせた物で、座席を撤去したスペースにはイベントスペースにもなる荷物スペースとされています。カウンターテーブルもあり、ビールサーバーが設置されていますね。
この15400系は2両編成単独または15400系同士を併結した4両編成で運行されていますが、希に他の団体用車両と併結して運行されることがあるようです。
・・・以上、この日は2両編成単独。ef_end_63がお送りしました。