南海本線紀ノ川~和歌山大学前にて
8月25日に南海本線紀ノ川~和歌山大学前間で撮影した南海1000系1033F。南海8000系と併結した6両編成の和歌山市行き普通列車として通過していきました。
この日は泉北12000系12021Fを使用した特急サザンを撮影すべく近所の踏切で撮影を行っており、12021Fの一本前の普通列車としてやって来たのが今回の1033Fでした。
南海1000系は1992年に登場した南海本線・高野線両用の通勤形電車で、2001年までに合計76両が製造されました。現在も南海本線・高野線の両方で運用されています。
製造メーカーは全車東急車輛製造。写真を見ると車体がライトグレーで塗装されているため鋼製車のように見えますが、20m級のステンレス車体を採用しています。
南海の新CI導入に伴う次世代型車両として設計されたため、従来の形式とは異なるスタイルを持っていますね。外観以外にも、内装や機器類などが従来の形式から刷新されています。
制御装置にはGTO-VVVFが採用され、南海の20m級車両では初採用となりました。また台車はボルスタレス台車となっています。車内は車端部にクロスシートが配置されたセミクロスとなり、ドア上にはLED式の車内案内表示装置が設置されていますね。
編成は6両編成が10本、4両編成が1本、2両編成が6本組成されています。6両編成は基本的に単独で運用されますが、希に2両編成として併結した8両で運用されることもあります。
4両編成は単独または2両編成を併結した6両で運用され、2両編成は他形式を含む4両編成と併結した4両または2両編成同士を併結した4両で運用されていますね。
写真の1033Fは1992年11月に落成した1次車で、車両限界拡大前の落成だったため車体幅が狭くなっているのが特徴です。
・・・以上、前にも同じ構図で撮ってた。ぽっぽやがお送りしました。