南海本線和歌山市~紀ノ川にて
9月19日に南海本線和歌山市~紀ノ川間で撮影した南海7100系7163F。手前の2両が7163Fで、この時は2+2+4の8両編成の急行に運用されていました。この編成パターンだと先頭車6両に対して中間車2両という比率になるのが面白いですね。
この日は泉北12000系12021Fによる特急サザンを狙って撮影に出ており、朝順光となる紀ノ川橋梁の南側で待ち構えていました。狙いのサザンの2本前にやってきたのがこの急行列車。
紀ノ川橋梁は橋の北側がデッキガーダー、南側が三連トラスとなっており、さらに南端も短いデッキガーダーとなっています。写真の様にトラスから先頭車両が抜けた構図で撮影するのが定番でしょうか。
南海本線の急行列車は朝と夕方以降のラッシュ時間帯にのみ運行されています。かつては日中も運行されていましたが、特急サザンに統合または区間急行に格下げとなりました。
和歌山港に直通する急行も設定されており、泉佐野以南の停車駅は特急サザンと同じですね。泉佐野以北では特急サザンの停車駅に加えて貝塚・泉大津・羽衣の3駅に停まります。
南海本線では日中も空港急行が高頻度で運行されており、日中の急行停車駅の輸送は空港急行が担っています。しかし泉佐野以南の場合は30分に1本の特急サザンに乗るしかない状態となっていますね。
特急よりも格下の種別ですが、下りの急行で特急に追い抜かれる列車はありません。上りの急行は1本だけ、岸和田で特急ラピートに追い抜かれる列車が存在します。逆に下りの急行は空港急行を追い抜く列車がありますね。
写真の南海7100系7163Fは1972年6月23日に東急車輛で製造された編成で、製造次数は4次車に該当します。9月5日にも近所の踏切で撮影していました。
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