新大阪にて
9月10日に新大阪駅で撮影したN700系の並び。並びの書庫に新幹線の写真を掲載するのは恐らく初めてですね。同じ形式でも塗装が違うので並んでいると面白いです。
この日は由布院旅行に出発した日で、左に写っているN700系S9編成の鹿児島中央行きさくら553号に博多まで乗車しました。写真を撮影した時点では車内清掃中で、外で待っている間に撮影しています。
右に写っているのはN700系G4編成の岡山行きひかり463号で、発車して先頭車が重なったタイミングでシャッターを切りました。このG4編成はN700系1000番台(N700A)ですね。
S9編成は山陽・九州新幹線用の7000番台なので、どちらも原型のN700系ではありません。とはいえG4編成はこの部分だけだと1000番台なのか原型なのか見分けることが出来ませんね。
この両者を見比べるとやはり特徴的なのは塗装の違いでしょうか。1000番台の塗装はスタンダードな白に青帯を巻いた塗装ですが、7000番台は青磁をイメージした白藍色となっています。
また写真では殆ど見えませんが、側面帯も紺藍色と金色の細い帯が巻かれています。逆に7000番台は運転台横に「WEST JAPAN・KYUSHU」のロゴがありますが、1000番台には何もありません。
機能面では1000番台が車体傾斜装置を備えているのに対し、7000番台は東海道新幹線に乗り入れないため準備工事とされています。台車の構造もJR九州の検修設備に合わせたため異なっているようですね。
編成の長さも大きく異なり、1000番台が16両編成で全長404.7mなのに対し7000番台は8両編成なのでその半分となっています。そのためこうして顔が揃った並び写真はどちらかが動いていないと撮影できませんね。
・・・以上、水道を直したぽっぽやがお送りしました。