南海本線紀ノ川~和歌山大学前にて
今年8月19日に南海本線の紀ノ川~和歌山大学前間で撮影した南海8000系8007Fの難波行き普通。今はすっかり寒くなってしまいましたが、この時は炎天下での撮影でした。
この日は泉北高速鉄道12000系12021Fを使用した団体列車が南海本線を走るということで撮影に出ていました。といっても近所の踏切なのですが。写真の8007Fは団体列車の復路を待っている時に撮影しています。
南海8000系は2007年に登場した南海本線用の通勤形電車で、2014年までに4両編成13本の52両が製造されました。製造メーカーは東急車輛製造と後身の総合車両製作所。
1963年登場で老朽化の進んでいた南海7000系の置き換えを目的に導入され、普通から特急サザンまで南海本線の全ての運用に就いています。写真の様に他形式の編成と併結した運用も見られますね。
因みに南海にとって8000系を名乗るのはこれで2代目で、初代8000系は1975年に製造された電機子チョッパ制御の試作車でした。現在は機器更新によって6200系に編入されています。
この8000系は東急車輛標準の20m級ステンレス車体を採用しており、一部の部品はJR東日本のE231系と共通となっています。側面の雰囲気はE231系などに似ていますね。
車内は7人掛けオールロングシートで、スタンションポールが2本設置されています。車内照明には蛍光灯が使用されていましたが、5次車からLED照明が採用され、現在は4次車以前の編成もLED照明となっていますね。
写真の8007Fは4次車に該当する編成で、2012年に落成しました。4次車では連結部転落防止放送が新たに設置され、他編成と併結している状態で駅で停車している際に「車両連結部です。ご注意ください」と放送されるようになっています。
・・・以上、飛行機撮りに行きたいなぁ。ef_end_63がお送りしました。