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Channel: 鉄道員日記(ぽっぽやにっき)
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南海7100系7191F@和歌山市~紀ノ川

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イメージ 1

南海本線和歌山市~紀ノ川にて

長大な紀ノ川橋梁を渡る南海7100系の2両編成。加太線運用に入っていた南海7100系7191Fです。撮影日は今年9月19日。加太線の列車を撮るのは結構久しぶりですね。

この日は特急サザン運用に入っていた泉北高速鉄道12000系12021Fを撮影しに出掛けており、この和歌山市~紀ノ川間の紀ノ川橋梁で撮影していました。お目当ての12021Fはこの後通過しています。

南海7100系は1969年にから製造された南海の通勤形電車で、1963年登場の南海7000系のマイナーチェンジ版にあたる形式です。南海本線向けとして導入され、現在も主力ですね。

南海では1973年に架線電圧を600Vから1500Vに昇圧することを決定しましたが、そのためには600Vにしか対応できない旧型車両を置き換える必要性がありました。

そこで導入されたのがこの7100系で、昇圧後の1973年までに合計152両が製造されました。この製造数は南海の形式として最も多い数であり、記録は現在も破られていません。

この7100系には2両編成と4両編成が存在し、それぞれ単独で運用可能なため最小2両から最大8両まで柔軟に運用されていますね。同じ8両編成でも4+4や2+2+4など組成パターンがことなることもあります。

2両編成の内5本は支線区用としてワンマン対応改造が行われています。この改造では自動放送装置の設置やドアスイッチの追加などが施されていますね。これらの改造は2000年から2001年にかけて行われました。

写真の7191Fもワンマン対応改造が行われた編成の内の1本であり、1973年に5次車として落成し1993年に車体更新が行われ、2000年10月にワンマン対応改造が行われました。


・・・以上、手前のクハ7968は軌条塗油装置付き。ef_end_63がお送りしました。

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