南海本線紀ノ川~和歌山大学前にて
8月25日に南海本線の紀ノ川~和歌山大学前間で撮影した泉北高速鉄道12000系12021Fの特急サザン13号。以前この構図で撮影した写真を掲載しましたが、今回の写真はその数コマ前に撮影したものです。
この時は南海と泉北のコラボ企画として運用交換が行われており、泉北12000系が南海線の特急サザンに、南海12000系が泉北線の特急泉北ライナーに運用されていました。
金色の12021Fが地元の路線を走ると言うことで、何度も撮影に出掛けました。金色の車体は光が当たるとよく映えるので、晴れた休日は頻繁に撮影に出ていましたね。
泉北12000系は2016年に製造された特急形電車で、泉北高速鉄道にとって初めて自社が保有する特急形電車です。営業運転開始は2017年1月27日。
南海高野線・泉北線では2015年12月5日から特急「泉北ライナー」の運行が始まっており、当初は南海11000系が運用されていました。泉北12000系の投入後、11000系は泉北ライナー運用が撤退しています。
その後2017年8月26日の泉北ライナー増発によって11000系も再び泉北ライナーに投入され、現在は2形式での運行体制となっています。11000系は1992年の登場なので、同じ列車でも設備に差が生じていますね。
この泉北12000系のベースとなった南海12000系が自由席車と併結した8両編成で運行されるのに対し、泉北12000系は4両編成単独での運行が基本となっています。
そのため一時期は電気連結器が外されていましたが、現在は再び取り付けられています。この時の運用交換はその電気連結器を活かしたものと言うことが出来ますね。
・・・以上、連結器カバーは泉北独自のもの。ぽっぽやがお送りしました。